旧車バイクは、古き良き時代のテクノロジーやデザインがそのまま残っており、そのヴィンテージ感やクラシックなスタイルが多くのライダーを魅了しています。一方で、「古いからこその苦労」も多く、いくつかの悩みとうまく付き合っていかなければいけません。今回は、旧車バイクのよくあるお悩み&解決法についてお伝えしていきます。
当ページの内容については、お客様のためのお役立ちコラムとして連載しておりますが、当社はバイクパーキングの運営会社ですので、ページ内容に関する個別対応はいたしかねます。
旧車バイクとは?
旧車バイクとは、特定の年代に製造されたバイクのことを言います。「旧車」という定義自体が曖昧なもので、具体的な製造年などが明確になっているわけではありませんが、一般的には販売が終了している絶版モデルであり、20年以上前に製造されたモデルのなかでも価値が高いものを「旧車」と呼ぶことが多いようです。
旧車バイクは、「故障しやすい」「メーカーにパーツの在庫がない」「長く乗っているとお尻が痛い」など、現行車に比べると様々な苦労があるようです。現代のバイクのような電子システムは用いられていないため、利便性や快適性にも劣ります。それでも、独特の乗り味やサウンド、クラシックなデザインや設計に魅力を感じて旧車バイクを楽しんでいる人はたくさんいます。
旧車バイクは、保存状態や希少性によって価値が大きく変わってきます。一部の旧車バイクはアンティークバリューを持ち、コレクターから高い評価を受けることもあります。代表的な旧車バイクをいくつかご紹介します。
・HONDA「CB750フォア」
1969年発売。排気量は736cc。日本のメーカーが製造するバイクで初めて4気筒エンジンを搭載したモデルとして知られている。
・KAWASAKI「Z1」
1972年発売。排気量は903cc。当時としては画期的なDOHCを採用しており、発売後間もなく世界中で人気を獲得する。
・YAMAHA「XS650」
1970年発売。排気量は650cc。ヤマハ初の4ストローク搭載車で、スリム&コンパクトな車体と軽快なフィーリングが特徴。警視庁の白バイとして採用されたこともある。
・SUZUKI「GT750」
1971年販売。排気量は750cc。スズキ初の「ナナハン」で、国産量販車初の2サイクル水冷3気筒エンジンを搭載。アメリカでは「ウォーターバッファロー(水牛)」の愛称で親しまれた。
旧車バイクのよくあるお悩み
旧車バイクのオーナーの悩みの種になりがちなものとしては、以下のような点が挙げられます。
旧車バイクはゆっくりメンテナンスできる場所が少ない!
旧車バイクは各種パーツの経年劣化が進んでおり、前オーナーの乗り方や走行距離によってはエンジンに劣化が見られるケースもあります。旧車バイクの「宿命」とも言えることですが、どうしても故障が多くなります。故障を避けるためには、こまめなメンテナンスが不可欠です。
旧車バイクのオーナーは総じてメンテナンスが好きなので、メンテナンスをする「手間」は問題になりません。問題になるのは「メンテナンスをしたいのに、ゆっくりバイクをいじれる場所がない」ということです。マンションの共用駐車場や屋外の月極駐車場で、旧車バイクをゆっくりメンテナンスできるところを探すのは難しいでしょう。
旧車バイクはカスタムパーツの置き場に困る!
旧車バイクは独特のクラシックなデザインが魅力ですが、さらにカスタマイズして「もっと個性を表現したい」「愛車を特別な1台にしたい」というオーナーも少なくありません。このように、旧車バイクのオーナーは、「乗って楽しむ」のはもちろんのこと、「いじって楽しむ」「眺めて楽しむ」というカスタム好きな人がたくさんいます。カスタムに熱を入れるようになるほど、「カスタムパーツや工具の置き場がない・・・」という悩みが生まれがちです。
旧車バイクは盗難が心配!
旧車バイクのなかでも、限定生産されたモデルや現存する台数が少ないモデル、惜しまれながら生産終了したモデルなどは現在でも高い価値があり、高額で取引されています。裏を返せば、盗難リスクが高いということであり、オーナーとしては厳重な盗難対策が必要になります。また、カスタムをして自分仕様にした旧車バイクはもはや世界に一つしか存在しないものであり、盗難は絶対に避けなければいけません。しかしながら、特に首都圏においては「安心して保管できる場所がない・・・」とお悩みの方が少なくありません。
旧車バイクはバッテリー上がりが心配!
旧車バイクはバッテリーも旧式で、長期間使用されているために経年劣化が進んでいます。また、旧車バイクは配線や電気系統も古く、配線の劣化や接触不良などによってバッテリーの充電効率が低下していることがあります。やむを得ないことではありますが、旧車バイクはバッテリー上がりのリスクと隣り合わせだと言えるでしょう。
旧車バイクは取り回しが大変!
旧車バイクには様々なサイズ・排気量のモデルがありますが、一般的には大型バイクが多い傾向にあります。大型バイクは取り回しが大変で、車両のバランスを保つのが難しく、慣れていない人は駐車場内などで立ちごけしてしまうこともあります。小回りがきかないので、狭い駐車場に出し入れするときなどに他の車両に接触して傷を付けてしまう(傷を付けられてしまう)トラブルも少なくないようです。
旧車バイクのお悩みは「アイドゥの駐車場」で解決!
旧車バイクに関するよくあるお悩みを見てきましたが、このようなお悩みをほぼほぼ解決できるのがアイドゥの駐車場です。その根拠は大きく3つあります。
セキュリティが強固だから旧車バイクも安心して保管できる!
アイドゥのバイク駐車場は、ALSOKと共同開発した世界に一つしかない独自のセキュリティシステムを導入しています。このシステムが破られたことは一度もなく、開業以来約20年間、盗難ゼロを実現しています。セキュリティ面の信頼感から、旧車バイクのオーナー様も数多く利用されています。
区画・通路が広いから旧車バイクも余裕で取り回せる!
アイドゥのバイク駐車場は大型バイクを前提に設計されており、一つひとつの区画・通路が広々としています。大型の旧車バイクの取り回しも楽々で、ストレスなく出し入れすることが可能です。また、車両と車両の間隔を広めにとることで、誤って隣のバイクに接触してしまうリスクを最小限にしています。そのため、契約者様間でのトラブルが発生したこともありません。
スペースが広いからゆっくりカスタム・メンテナンスができる!
アイドゥのバイク駐車場は一つひとつの区画にゆとりがあるので、ゆっくりとカスタムやメンテナンスをすることができます。共用工具やエアーコンプレッサーを備え付けているほか、区画ごとに電源コンセントがあるのでバッテリーの充電も可能です。また、区画が広いのでバイクの他に様々な荷物を置いておくことができます。ヘルメットやグローブ、ブーツなどはもちろん、各種カスタムパーツや工具も置きっぱなしにすることができます。
まとめ
旧車バイクを安心して保管できる駐車場を探している方や、ゆっくりカスタムできる場所がほしい方、カスタムパーツや工具類の置き場に困っている方は、ぜひアイドゥのバイクパーキングをご利用ください。料金や空き状況などは、以下のページからご確認いただけます。
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