バイクの駐車場におけるトラブルは少なくありません。騒音による苦情や盗難・いたずらの被害、他の利用者との揉めごとなど、様々なトラブルが起きています。今回は、バイク駐車場でよくあるトラブルのほか、安心して愛車を保管できる駐車場のポイントなどについて解説していきます。
当ページの内容については、お客様のためのお役立ちコラムとして連載しておりますが、当社はバイクパーキングの運営会社ですので、ページ内容に関する個別対応はいたしかねます。
バイクの駐車場におけるよくあるトラブル
駐車場トラブル①騒音による近隣からの苦情
バイクのエンジン音や排気音はライダーにとっては心地良いものですが、バイクに乗らない人は不快に感じる人も少なくありません。駐車場でアイドリングをしたり空ぶかしをしたりすることで、近隣から苦情が出るケースも多いようです。「バイクの音がうるさかったから」という理由で傷害事件も発生しています。
駐車場トラブル②バイク同士の接触
駐車場にバイクを出し入れする際、他の利用者のバイクに接触してしまうケースもあります。特に、区画や通路が狭い駐車場では取り回しが難しいため、接触のリスクも高くなります。車両に傷が付いたりパーツが破損したりするとトラブルに発展するのは避けられないでしょう。
駐車場トラブル③バイクの盗難
駐車場ではバイクの盗難被害も少なくありません。警視庁の統計によると「バイク盗難が多い場所」は以下のようになっています。
1位 | 住宅(39.9%) |
2位 | 駐輪場(31.4%) |
3位 | 道路上(11.2%) |
4位 | 駐車場(9.5%) |
5位 | その他(6.9%) |
6位 | 会社事務所(1.0%) |
※参考:警視庁犯罪統計資料「平成26年 オートバイ盗の発生場所別認知件数」
駐輪場での盗難も含めると、約4割のバイクが駐車場(駐輪場)で盗まれていることが分かります。
また、年間のバイクの盗難件数は約8,000件(2022年:7,913件)です。1日に換算すると、毎日20台以上のバイクが盗まれている計算になります。バイク盗難の検挙率は例年10%台と非常に低いため、盗まれたバイクが戻ってくるケースは、ほとんどないと考えておいたほうが良いでしょう。
バイクの盗難は車両ごと盗まれるケースのほか、パーツだけが盗まれるケースもあります。バイクの盗難保険に加入していても、パーツの盗難は補償の対象外とされているのが一般的なので、パーツの盗難にも注意しなければいけません。
バイクの盗難保険については、以下の記事で詳しく解説しています。
駐車場トラブル④バイクのいたずら
駐車場でバイクにいたずらをされる被害も多くあります。ボディに傷や汚れを付けられたり、タイヤの空気を抜かれたり、シートを破られたりするいたずらが多いようです。また、鍵穴に異物を詰めてエンジンをかけられなくするという悪質ないたずらもあります。
バイクのいたずらやその対策に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
駐車場トラブル⑤バイクの劣化
屋外の駐車場で特に多いトラブルがバイクの劣化です。屋外のバイク駐車場では、雨や水しぶき、風による砂埃などによって、バイクが錆びたり汚れたりしやすくなります。高架下など一応は雨を防げる駐車場もありますが、屋内の駐車場に比べるとはるかに劣化しやすい環境です。劣化が進めば故障のリスクも高くなりますし、バイクそのものの寿命も短くなります。
駐車場トラブル⑥立ちごけ
バイクで立ちごけする人が意外と多い場所が駐車場です。たとえば、ツーリングから帰ってきたときにホッとして集中力が緩んだり、疲れが一気に出たりして立ちごけしてしまうことがあります。また、通路が狭い駐車場で取り回しをしているときに、窮屈さからバランスを崩して立ちごけしてしまうケースもあります。
一人で立ちごけするだけでもダメージは大きいものですが、最悪なのは、自分が立ちごけしたことで隣に並んでいる複数のバイクのドミノ倒しが起きてしまうことです。逆に、他の利用者の立ちごけによって、ドミノ倒しに巻き込まれてしまう可能性もあります。
駐車場トラブル⑦駐車場の不足
「バイクの駐車場が足りていないこと」も、ある意味では駐車場トラブルだと言えます。バイクの保有台数が年々増加している一方で、駐車場の整備が追いついていないのが現状です。実際に、都心部ではバイクの月極駐車場の空きが少なく、「駐車場難民」になっている人も少なくありません。特に、ハーレーなどの大型バイクになると駐車できる月極駐車場は限られてきます。また、賃貸マンションの駐輪場は「自転車はOKだけどバイクはNG」というところも多いようです。
トラブルが起きにくいバイク駐車場を選ぼう
上述したようなトラブルを避けるためには、トラブルを防ぐための対策や設備が充実している駐車場を選ぶことが大切です。その点で、多くのライダーのみなさまに支持されているのが「アイドゥのバイクパーキング」です。
堅牢すぎるセキュリティ対策
そもそも、「そこにバイクがあること」が分からなければ盗難もいたずらも起こりません。アイドゥのバイクパーキングはすべてが屋内駐車場で、看板を出さず、住所も公開していません(ホームページでは市・区レベルでのご案内)。契約者様のバイクを「隠す」ことで、盗難・いたずらのリスクを最小限にしています。さらに、ALSOKと共同開発した世界に一つしかないセキュリティシステムを導入。このセキュリティシステムが破られたことは一度もなく、開業以来約20年間、盗難ゼロを実現しています。
また、入出庫のログにより「誰がいつ入って、いつ出たか」という記録が残るほか、場内には監視カメラもあるので、契約者間で盗難・いたずらが起きる心配もありません。
大型バイクも余裕で取り回しできる広々設計
アイドゥのバイクパーキングは、大型バイクを前提に設計された駐車場です。一つひとつの区画や通路が広いので、大型バイクでも余裕で取り回しすることができます。誤って隣のバイクに接触してしまうリスクや立ちごけのリスクを最小限にして、契約者様同士のトラブルを防いでいます。
良いコンディションを保てる屋内駐車場
アイドゥのバイクパーキングはすべてが屋内駐車場です。風雨の影響を受けないので、カバーをかけなくてもバイクのコンディションを良い状態でキープできます。さらに、換気扇によって24時間空気を循環させることで湿度をコントロール。バイクが錆びるリスクを最小限に抑えています。
駐車場のトラブルでお悩みの方やトラブルのないバイクライフを送りたい方は、ぜひアイドゥのバイクパーキングをご利用ください。料金や空き状況などは、以下のページからご確認いただけます。
まとめ
バイクライフを満喫するためには、駐車場に限らずトラブルを未然に防ぐ意識が大切です。バイクの騒音トラブル対策やツーリング時のマナーなどは、以下の記事で確認しておきましょう。
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