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バイクの種類(タイプ・カテゴリ)一覧
バイクの種類①ネイキッド
ネイキッドとは、スポーツバイクやツアラーなどにある全面的なカウリングを取り外し、エンジンやフレームを露出させたバイクのこと(カテゴリ)を言います。カウルがないのでフロント周りのエアロダイナミクスは犠牲になりますが、エンジン音や振動などをダイレクトに感じられ、走りの高揚感を味わえるのがネイキッドの魅力だと言われます。
ネイキッドのバイクは都市部での街乗りから山間部でのツーリングまで、様々な用途に適しています。また、比較的軽量で操縦性に優れているので、スポーティーな走りを楽しみたいライダーにもおすすめです。
ネイキッドに分類されるバイクとしては、以下のような車種が挙げられます。
- ヤマハ「MT-09」
- カワサキ「Z900」
- スズキ「GSX-S750」
※実際の車種とは異なります
バイクの種類②ストリートファイター
ストリートファイターは、ネイキッドタイプのスポーツバイクのことを言い、スポーティーな走行性能と洗練されたデザインが特徴的なカテゴリです。一般的にはカウルを取り外し、スポーツタイプのフェアリングを装備する代わりに、ハンドル周りのステムやインストゥルメントパネルを露出させたシンプルなデザインになっています。多くのストリートファイターは高出力の直列4気筒エンジンを搭載し、高速道路での走行を得意としています。
ストリートファイターに分類されるバイクとしては、以下のような車種が挙げられます。
- ドゥカティ「モンスター」
- スズキ「GSX-S1000」
- ヤマハ「MT-09」
バイクの種類③アメリカン(クルーザー)
アメリカンは、アメリカ発祥の伝統的なクルーザースタイルのバイクのこと(カテゴリ)を言います。長く低いフレームや大型エンジン、太いタイヤ、低く構えたハンドルバーなどはアメリカンバイクの大きな特徴であり、「ロー&ロング」の自由なスタイルが多くのライダーに愛されています。一般的にハンドルポジションは低く、足を前方に投げ出すようなライディングポジションになるため、身体への負担が少なく、高速道路を使った長距離ツーリングに向いています。
アメリカンバイクの多くは大型で重厚感があり、大排気量でトルクが大きいのが特徴です。また、カスタマイズ性が高いので、趣向を凝らして個性的なマシンをつくり上げることができます。
アメリカンバイクと言えば「ハーレーダビッドソン」ですが、日本のバイクメーカーもアメリカンバイクを生産しています。代表的なものとしては、以下のような車種が挙げられます。
- カワサキ「Vulcan」
- ヤマハ「XVS1300CA」
- ホンダ「VT1300CX」
- スズキ「ブルバード」
※実際の車種とは異なります
バイクの種類④スーパースポーツ
スーパースポーツは、高性能なエンジンと優れた操縦性を備えており、高速走行に特化したバイクのこと(カテゴリ)を言います。市販車にもレーシングバイクに採用されるような最新テクノロジーが搭載され、高速道路やサーキットでのスピード走行に最適化された仕様になっています。フルカウルボディ、高出力エンジン、レース用のサスペンション、軽量なフレーム、高性能ブレーキ、高度なエレクトロニクスシステムなどが備わっているのがスーパースポーツバイクの特徴です。
スーパースポーツは、スピードやコーナリング性能を求めるライダーに適したバイクです。一方で、高性能であるがゆえに初心者や経験が浅いライダーには扱いが難しいと言われています。
スーパースポーツに分類されるバイクとしては、以下のような車種が挙げられます。
- ヤマハ「YZF-R1」
- カワサキ「Ninja ZX-10R」
- ホンダ「CBR1000RR-R」
バイクの種類⑤クラシック
クラシックは、一般的に1950年代から1970年代にかけて製造された古典的なバイクのこと(カテゴリ)を言います。単気筒エンジンやツインエンジン、シングルシート、軽量フレーム、美しく装飾されたタンクやエンブレムなどがクラシックバイクの代表的な特徴です。古典的な外観や独特の響きを持つエンジン音などが魅力的で、愛好家から絶大な支持を受けています。
近年は、クラシックバイクの復刻モデルが増えており、最新技術を取り入れ、現代的なアレンジを施したモデルも一般的になっています。
クラシックに分類されるバイクとしては、以下のような車種が挙げられます。
- ハーレーダビッドソン「スポーツスター」
- トライアンフ「Bonneville」
- ホンダ「CB750Four」
- カワサキ「Z1」
バイクの種類⑥ツアラー
ツアラーは、長距離走行に適した大型バイクのこと(カテゴリ)を言います。長距離走行や高速道路における快適性、耐久性が重視されたバイクで、大型のエンジンや広いシートを備えており、ハンドル操作や車体の挙動に安定感があるのが特徴です。また、風防やサイドバッグ、トップケースなどのアクセサリーが充実しており、荷物の積載性にも優れています。長距離走行をしたりロングツーリングに出かけたりすることが多く、快適で安全な走行を求めるライダーには最適なカテゴリだと言えるでしょう。
ツアラーに分類されるバイクとしては、以下のような車種が挙げられます。
- ハーレーダビッドソン「FLHR ロードキング」
- BMW「R1250RT」
- ホンダ「ゴールドウイング」
バイクの種類⑦オフロード
オフロードは、舗装されていない路面や荒地での走行を目的としたバイクのこと(カテゴリ)を言います。タイヤは大型で厚く、最低地上高が高く、サスペンションが長く、軽量で丈夫なフレームを備えており、困難な地形での走行に耐えられる設計になっています。
オフロードバイクは、その目的や特徴によって、以下のようにさらに細かくカテゴリ分けされます。
- モトクロスバイク:競技用のオフロードバイクで、特に短距離の高速走行を目的としている。
- エンデューロバイク:長距離で不整地を走行することを目的としたバイク。
- トレイルバイク:不整地を走行するための趣味用バイクで、オールラウンドな機能を備えている。
- スーパーモタード:オフロードとアスファルトの両方を走行可能なスポーツバイク。
オフロードに分類されるバイクとしては、以下のような車種が挙げられます。
- ヤマハ「WR」シリーズ
- カワサキ「KLX」シリーズ
- ホンダ「CRF」シリーズ
バイクの種類⑧アドベンチャー
アドベンチャーは、舗装路・未舗装路を問わず様々な道を走行できるオンロード・オフロード両用のバイクのこと(カテゴリ)です。大排気量のエンジンや高いサスペンション、頑丈なフレーム、大型のタンクなどを備えているのが特徴です。また、アドベンチャーバイクは長距離ツーリングやオフロード走行、街乗りなど様々な用途に対応するため、多くの場合、オプションでパニアケースやトップケース、ハンドガード、ウインドスクリーン、スポークホイールなどを装着できるようになっています。
アドベンチャーに分類されるバイクとしては、以下のような車種が挙げられます。
- BMW「R1250GS」
- KTM「1290 Super Adventure」
- トライアンフ「Tiger 800」
- カワサキ「Versys 1000」
- スズキ「V-Strom 1050」
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