バイクのカスタムはミラー交換から!選び方、交換方法からおすすめメーカーまで徹底解説

バイクのカスタムはミラー交換から!選び方、交換方法からおすすめメーカーまで徹底解説

ミラー交換は簡単&安価で、なおかつ手軽にバイクの雰囲気を変えられることから、人気のカスタムの一つになっています。様々なデザインのミラーがあるので、愛車に合うものを選ぶだけでも楽しいものです。今回は、バイク用ミラーの主な形状や選び方、また、交換方法やおすすめメーカーなどについて解説していきます。

【目次】

当ページの内容については、お客様のためのお役立ちコラムとして連載しておりますが、当社はバイクパーキングの運営会社ですので、ページ内容に関する個別対応はいたしかねます。

バイクのミラーを交換する目的

バイクのミラーは後方確認をするために欠かせないパーツです。そのため、視認性を向上させるために大きめのミラーに交換する方もいますが、大半のライダーの方はドレスアップを目的としてミラーを交換します。デザイン性に富んだミラーも数多く販売されており、ミラーを交換するだけでバイクの印象をガラリと変えることができます。

一部には、バイクでの「すり抜け」を目的として小ぶりなミラーに交換する人もいるようです。しかし、バイクのすり抜けは危険な行為であり、すり抜けによる事故やトラブルは後を絶ちません。また、状況によっては違法行為として取り締まり・罰則の対象になります。くれぐれも、すり抜けすることを目的にミラー交換をするのはやめましょう。

すり抜け運転のリスクなどは、以下の記事で詳しく解説しています。

バイク用ミラーのマウントタイプ

バイク用のミラーは、「どこにマウントするのか」によって大きく3種類に分類できます。

ハンドルマウント

ハンドルにマウントする一般的なミラーで、主にレバーホルダーやクランプなどを介して装着します。多くのバイクの純正ミラーがハンドルマウントです。

カウルマウント

カウルにマウントするミラーです。スーパースポーツやハーフカウルネイキッドなどは、カウルマウントのミラーがよく似合います。

バーエンドマウント

ハンドルバーのエンド部分にマウントするタイプで、クラシック系のバイクやストリート系のバイクと相性が良いミラーです。一般的なハンドルマウントミラーに比べると装着位置が外側になるため、ライダーの肩や腕が映り込まず、後方が見やすいのが特徴です。

バイク用ミラーの主な形状

バイク用ミラーの代表的な形状についてご説明します。

ラウンドミラー

定番とも言える丸型のミラーです。車種を選ばないデザインで根強い人気があります。

オーバルミラー

楕円型のシルエットが特徴的なミラーです。オーバルミラーにするとバイクの印象がやわらかくなります。

スクエアミラー

角形のミラーです。スクエアミラーにすると、バイクがシャープな印象になります。

ティアドロップミラー

サングラスの形として人気のティアドロップは、バイク用ミラーとしても人気があります。流線型の美しいラインが特徴的で、個性が引き立ちます。

ポリゴンミラー

多角形のミラーで、スポーツタイプやカウル付きのバイクによく似合います。シャープさやスピード感を演出したいときは、ポリゴンミラーがおすすめです。

バイク用ミラーの選び方

バイク用のミラーを選ぶときは、デザイン、保安基準、視認性の3点をチェックしましょう。

デザイン

ミラーを交換する目的は多くの場合、バイクの見た目を変えることです。様々なデザインのミラーがあるので、ネットやInstagramで検索して、愛車に似合う形状・デザインのミラーを見つけてみましょう。

保安基準

保安基準を満たしていないミラーは取り締まりの対象になるほか、車検にも通りません。2007年以降に生産されたバイクのバックミラーは、以下の保安基準を満たしている必要があります。

  • 円形タイプのミラーは鏡面部の直径が94mm~150mmであること
  • 円形タイプ以外のミラーは、縦120mm以内、横200mm以内で、直径78mmの円を内包するサイズ
  • 円形タイプ以外のミラーは、鏡面の総面積が69cm2以上であること

また、ミラーが歩行者に接触したときに、衝撃を吸収できるような形状と構造が求められています。そのため、鋭利な形状のミラーは違反になりますし、溶接によって装着することも認められません。このような保安基準を満たしていないバイクは整備不良となり、50cc以上のバイクの場合、違反点数1点&反則金6,000円の罰則が科されます。

視認性

バイクのミラーは安全運転のために欠かせないパーツであり、どれだけデザイン性に優れていても視認性が犠牲になっているようではいけません。当然のことですが、ミラーのサイズが大きいほうが視認性は良くなります。

バイク用ミラーの交換方法と注意点

バイク用ミラーを交換する際は、まずゴム製のカバーを外します。その後、上のナットをやや緩めてから下のナットを回し、既存のミラーを外してください。一般的なバイクのミラーは根元のネジを左側に回すことで緩みますが、YAMAHA車の「右側ミラー」はその逆で、根元のネジを右側に回して緩めます。YAMAHAのバイクに乗っている方はぜひ覚えておきましょう。

新しいミラーを取り付けるときは、外したときと逆の手順で進めればOKです。なお、ミラーの取り付け位置によっては保安基準を満たさない可能性があるので注意が必要です。具体的には、ミラーの中心がハンドルの中心から280mm以上外側で、バイク幅よりも250mm以上突出せず、バイクの高さより300mm以内に収まっている必要があります。

バイク用ミラーのおすすめメーカー

TANAX(タナックス)

バイク用ミラーと言って、真っ先に名前が挙がるメーカーがTANAX(タナックス)でしょう。タナックスの「ナポレオンミラー」は、優れた機能性と洗練されたデザインで、長年にわたって数多くのライダーに愛されています。純正ミラーにも採用されるほどの確かなクオリティはナポレオンミラーの大きな特徴で、ナポレオンネイキッドミラーは、1991年度通商産業省選定のグッドデザイン商品にも選定されています。

DAYTONA(デイトナ)

DAYTONA(デイトナ)が手掛けるバイク用ミラー「High Visibility Mirror(ハイビジミラー)」は、曲率R1000の広角ミラーを採用。一般純正ミラーと比べて、より広い後方視界を確保しています。また、直径12mmの極太ロット仕様で振動に強いのも魅力です。

まとめ

ミラーはバイクの印象を大きく左右するパーツです。純正のミラーを交換するだけで、ガラリと雰囲気が変わります。手っ取り早くバイクのイメージを変えたいという方は、ぜひミラー交換を検討してみましょう。

ミラーだけでなく、ハンドル周りのカスタムによってバイクの印象は変わってきます。ウインカーやハンドル、グリップのカスタムについては、以下の記事で詳しく解説しています。

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