今、レンタルバイクを活用する人が増えています。バイク購入前の判断材料として試乗したい人や、北海道や沖縄など遠方でのツーリングでバイクを現地調達したい人、「たまには違うバイクに乗ってみたい」という人など、レンタルする目的は様々です。今回は、レンタルバイクの活用方法やメリット・デメリット、費用相場などについて解説していきます。
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レンタルバイクのメリット
レンタルバイクのメリットとしてよく言われるのが以下のような点です。
バイク購入前の判断材料になる
憧れのバイクに乗るために免許を取る人は多くいますが、いざ購入してから「足付きが悪い・・・」「ライディングポジションが窮屈・・・」「取り回しが大変・・・」「思っていたより大きくて駐車場に入らない・・・」といった不満が出てきて後悔する人も少なくありません。
このような後悔を避けたいなら、購入前にレンタルバイクで相性を確かめておくのがおすすめです。見た目だけでなく、乗り心地や操作性、駐車場への出し入れまで確認できるので、納得したうえで「購入する・しない」の判断をすることができるでしょう。
いつもと違うバイクを楽しめる
すでにバイクを持っている人でも、「たまには違うバイクに乗ってみたいな」と思うことがあるでしょう。そんなときにもレンタルバイクはおすすめです。いつもはツアラータイプに乗っている人がオフロードをレンタルしたり、普段はネイキッドに乗っている人がスーパースポーツをレンタルしたりと、いつもと違うバイクに乗ることで操る喜びや乗り味の違いを楽しむことができるでしょう。金銭的に手が届かないような高級モデルや海外モデル、最新モデルに乗れるのもレンタルバイクならではの魅力です。
遠方でのツーリングを楽しめる
北海道でのツーリングに憧れるライダーは少なくありませんが、誰でも気軽に行ける場所ではありません。遠方に住んでいる人が北海道でツーリングをしようと思ったら、第一に「愛車をどのように現地まで運ぶのか?」がネックになってきます。フェリーで運ぶ人もいますが、往復の時間を考えると北海道でツーリングを楽しむ時間が短くなってしまいます。
その点、レンタルバイクなら空港などの現地でバイクを借りて、すぐにツーリングに出かけられます。北海道に限らず、沖縄や東北、九州などの遠方でのツーリングは「レンタルバイクを現地調達」がおすすめです。
レンタルバイクのデメリット・注意点
レンタルバイクのデメリット・注意点としては、以下の点を認識しておきましょう。
時間を気にしなければいけない
当然のことですが、レンタルバイクは決められた時間までに返却しなければいけません。しかし、バイクでのツーリングは、交通事情などで予定より遅れが出るのはよくあること。レンタルバイクだと「返却時間に間に合うだろうか・・・」といった焦りや不安が付きまといます。
返却時だけでなく、借りるときも時間を気にする必要があります。たとえば、日帰りツーリングで早朝に出発する場合などは、レンタルバイク店の営業時間によっては前日からレンタルしなければいけないケースもあるでしょう。
乗りたいときに必ずレンタルできるとは限らない
昨今はレンタルバイクの認知度が上がっており、特にゴールデンウイークや夏休み、秋の連休などは利用者が増えます。そのため、連休の時期は予約が取れないこともあります。乗りたいときに、乗りたいバイクに必ず乗れるとは限らないということは認識しておきましょう。レンタルバイクでツーリングの予定を立てるときは、早めの予約が鉄則です。
保証・補償のオプションが必要
普段乗っているバイクと違うバイクに乗るのは楽しい一方で、慣れていないために立ちごけや転倒、事故などのリスクも高くなります。レンタルする際に保険・補償に入っていないと、万が一のときに高額の負担を強いられる可能性もあるので、必ず保険・補償のオプションを付けるようにしましょう。
こんなときにレンタルバイク!
バイクを購入する前に試乗したい!
欲しいバイクがあるけれど、買う前に試乗したいという方にはレンタルバイクが最適。バイクとの相性を確かめることができます。
久しぶりにバイクに乗りたい!
「昔、バイクを手放したけれど、久しぶりに乗りたくなった」という場合はレンタルバイクがおすすめです。レンタルバイクがきっかけでバイク熱が再燃し、いわゆる「リターン」をするライダーも多いようです。
いつもと違うバイクに乗りたい!
一度バイクを購入したら、気軽に乗り替えることはできません。ましてや、2台持ちができる人は多くはありません。「いつもと違うバイクに乗りたい」「いろんなバイクに乗りたい」「最新モデルに乗ってみたい」という方は、ぜひレンタルバイクを活用しましょう。
免許を取ってからブランクが空いてしまった!
「バイクが欲しいけれど、免許を取ってからブランクが空いてしまった」という方は、レンタルバイクで運転感覚を取り戻すのが良いでしょう。また、中型から大型に乗り替える方やリターンライダーの方など、運転に不安がある方も、バイクに慣れるためにレンタルバイクを利用するのは一つの手です。保険・補償に入れるので万が一のときも安心です。
普段は行けない場所にツーリングに行きたい!
上述のとおり、北海道や沖縄など、家からバイクを運転して行くのが難しい場所は、電車や飛行機で現地に行き、現地でレンタルバイクを借りるという「ハイブリッド型のツーリング」がおすすめです。時間と体力を温存して、スマートにツーリングを楽しむことができるでしょう。
地方出張でバイクを使いたい!
地方出張などでは、訪問先が駅から遠い場合などもあるでしょう。「タクシーだと高くつきそうだな・・・」というときはレンタルバイクを探してみましょう。空き時間に観光地まで足を伸ばすにも、レンタルバイクがあると便利です。
レンタルバイクの費用相場
レンタルバイクの費用は店舗によって、また車種や排気量によって大きく変わってきます。相場としては、中型バイクの場合、4時間で8,000円~12,000円、8時間で10,000円~14,000円、24時間で12,000円~16,000円くらいが目安になるでしょう。大型バイクの場合は、4時間で10,000円~14,000円、8時間で12,000円~16,000円、24時間14,000円~18,000円くらいが目安です。
代表的なレンタルバイクサービス
レンタル819
北海道から沖縄まで全国に展開するレンタルバイクの最大手です。
モトオーク レンタルバイク
カワサキ、ホンダ、ヤマハ、スズキ、ハーレー、KTMなど、取り扱いメーカー多数。原付・スクーターから大型バイクまで、全国でレンタルできます。
HondaGO BIKE RENTAL
Hondaが全国で展開するレンタルバイクサービス。話題の新型車両も多く、ツーリングや購入検討の際の試し乗りとして利用できます。
ヤマハ バイクレンタル
ヤマハが全国で展開するレンタルバイクサービスです。安心の補償制度&全車ETC標準装備。メンテナンスが行き届いたバイクでツーリングを楽しめます。
カワサキプラザレンタル
カワサキプラザが全国で展開するレンタルバイクサービスです。話題の最新モデルも4時間からレンタル可能。ツーリングにも、購入前の試し乗りにも利用できます。
ハーレーダビッドソン認定レンタルバイク
ハーレー認定のレンタルバイクサービスです。ヘルメットやライディングウェアもレンタル可能。より手軽に、より気軽に、ハーレーダビッドソンを満喫できます。
まとめ
最近、「試しに一度乗ってみたい」というライダーが増えているのが電動バイクです。電動バイクの普及にともない、電動バイクを取り扱うレンタル店も登場しています。ガソリンバイクとの違いを体感したい方は、レンタルしてみるのも良いのではないでしょうか。今注目の電動バイクに関しては、以下の記事もぜひご覧ください。
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