サスペンション
- suzuki
- 2018年11月23日 19:00
オートバイの前後には、サスペンションが備わっています。
乗り心地を整え、走行中の安定性を保ち、エンジンのパワーをタイヤに伝え、ブレーキの反動を受け止める。
その他にも、色々な役割を、サスペンションが果しているようです。
「実用自転車に小さめのエンジンを載せて走らせた」様な形式から始まったのがオートバイだと云われます。
だとすると、機械的にクッションの役割をするものは無かったのでしょうか?
荒い乗り味を緩和させるサスペンション装置が無かったら、
どれだけエンジンの出力を上げても、速く走ることはできなかったでしょう。
バイクの進化の歴史には、エンジンのみならず、基本のフレームの設計と、
良質なサスペンションの開発も重要だったと感じます。
クルーザータイプのバイクを見ると、小さめのホイールに、肉厚の豊富なタイヤが付いている例があります。
低いシート位置を保つために、短めのショックユニットを着けていることが、クルーザーではよくあります。
そこでタイヤの持ち味を生かして、乗り心地を確保する試みをしていると思われます。
最近、クルーザータイプにも、扁平の太い大径タイヤを使う物が出てきました。
それでも乗り味も走行性能も両立できるのが、今の技術なのでしょう。
サスやタイヤの性能向上の結果…、つまり技術の進歩が、新しいスタイルのバイクを創生させているといえます。
オートバイって、奥が深いな!
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