Threewheeler
- suzuki
- 2018年10月06日 20:00
「フロント二輪・リア一輪」という、新しい形態のオートバイが、日本メーカーから発売されます。
これまでも、スクーターの括りの中では例がありましたが、スポーツバイクでは、どうやら初のもの。
しかも排気量も1000ccに近いので、大型二輪と呼んでもいいでしょう。
いや、二輪ではなく三輪ですが、日本の法規では二輪車として扱われます。
そしておそらく世界的にも、バイク即ち二輪車とみなされるはずです。
トレッド幅(左右のタイヤの取付け位置)が一定の範囲内で狭く、旋回の際は車体を傾けて曲がるもの…。
このような車体は、道交法・車両法共に、二輪車になります(50cc以下の原付は別)。
乗車には二輪の運転免許を所持し、ヘルメットを被る。
高速道の料金も、税金や保険の額も、バイクの扱いです。
ライダーが体を晒しバンク角を与えてカーブを曲がる仕組みだから、それはオートバイそのものです。
フロントタイヤが2つある事で作り上げられる乗り心地は、どんな感じなのでしょう?
高速走行時の安定感やブレーキを掛けた時の効き味は、これまでのもの以上の良さが期待できそう。
ただし、タイヤのグリップ力の限度を超えれば、転倒やスリップアウトも起こり得ます。
その点は理解しておく必要がありますね。
バイクと同列に扱われるので、駐車に乗用車ほどのスペースは不要で、保管場所の届け(車庫証明)も要りません。
ですが、前輪が2つある事による実質的な寸法は、「二輪車」としては、大きめの場所が必要な筈です。
コンテナ型ボックスを使ったバイク保管庫などでは、使い勝手が問題になるかもしれません。
例えば、高床式ボックスで、細い道板を使って出し入れする形式だと、三輪車は入れません。
また、フロント回りのタイヤの軌道を考えると、狭苦しい通路を通す場合、曲がる時は苦労があるかも?
アイドゥの駐輪施設は屋内自走式です。
例えば収容台数が多い杉並区井草地区の駐車場や、目黒・五反田(不動前)の、共用通路の広さ。
これは大型クルーザーには当然、新種のスリーホイールのモーターサイクルにも適すると言えましょう。
勿論、他地区のアイドゥ駐車場も同様。
各々すべてのガレージに、悠々とした区画寸法と、扱いやすい電動シャッター付の導入路を備えています。
(アイドゥはオートバイ用の駐車場なので、一般的な乗用車は停められません。ご了承ください。)
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