再考察・倒れにくいバイクの駐車方法
- suzuki
- 2018年09月22日 22:00
大きな地震が起きた後は、余震が心配されますね。
オートバイを少しでも安定して停めておくために、
日頃からちょっとした配慮をしたいところです。
バイクが地震で転倒しないよう防ぐ上で、安心度合いが高くなる方法として、
「サイドスタンドで停めて、トランスミッションをローに入れておく」
が、ベターと言われています。
前後2本のタイヤとサイドスタンドで三点が接地し、軽い傾斜を掛けた状態。
なおかつ、後輪は強力なエンジンブレーキが掛かっている形です。
オートマチックのスクーター等は、駐車専用のロックブレーキを使ってください。
センタースタンドを使う際は、まず足元の路面状況を確認してください。
緩やかでも傾斜があると、僅かといえど、車両の安定が得にくくなります。
そして、ギヤをローに入れておく事は、サイドスタンドと同じくらい有意義なのです。
これで輪留めを後輪の前に置けば、前進してセンスがズレる事態を、
かなり食い止めることが出来るでしょう。
なお、車輪止めをリヤタイヤの前に置くのは、
日頃から、コソ泥的な輩からバイクを守る面でも活きてきます。
犯行の際は、とにかく慌てて行動する連中です。
周囲をよく見ず、後方足元の留め具に気付かず前輪だけを見て
「バイクを押しても動かない!」と焦るという図式です。
ともすれば、オーナーさん自身も留め具を置いていることを忘れてしまうこともありますので、ご注意を!
また、駐車用のロックブレーキが付いているスクーターは、走行前に必ず解除してください。
掛け方が甘いと、意外とそのまま走れてしまう程、最近のスクーターはエンジンがパワフル。
気を付けないと、ブレーキを焼き壊してしまう事もあります。
レバーの位置や、メーター内の警告をチェックして!!
そして繰り返しますが、愛車を常駐させる場所は、床面が綺麗に整地してあり、
平面になっていることが最低条件で、ゆったりスペースの屋内タイプが理想です。
だって、狭いコンテナボックスの中で、体を屈めながら、タイヤに停め具を掛けるの、辛いですよ。
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