オイル
- suzuki
- 2018年04月26日 19:00
5月の連休が近づいてきました。
ツーリングの予定がある方は、バイクの整備をしておきたいところです。
遠出をしない方でも、バイクショップがお休みになると、急な修理などに困るかもしれません。
気になる部分があれば、早めにメンテをしてもらいましょう。
季節の変わり目でもある今、エンジンオイルの交換が気になる方もいらっしゃると思います。
かつては、寒さや暑さ等の季節の変動に合わせ、その時期に相応しい質のオイルを選ぶ、
そんな時代もあったようです。
しかし現在は、一年を通じて使えるオイルが当たり前。
頻繁な交換も不要となりつつあり、素材資源の節約にも繋がっています。
とはいえ、四季があり、南北に長い日本。やはり気温や湿度の変動は気になります。
市販されているエンジンオイルの容器には「10w-30」とか「5w-40」など表記されています。
w側の数値が低いほど寒さに強く、反対側の数値が高いほど高熱に強い、とされています。
この数値の範囲が広いほど、使用できるレンジの幅の多い、マルチ対応のオイルという事。
しかし、何でも値段の高いオイルであればいい、ワイドレンジならいい、とも限りません。
値段も然ることながら、オートバイの特性や走り方などで、適切なオイルは変わります。
バイクメーカー純正指定のオイルを基準に、ショップの方々とよく相談して選びたいところです。
今日主流になっている4サイクルエンジン(4ストロークエンジンともいいます)。
多くのオートバイの場合は、エンジンとトランスミッションを、同じオイルが巡っています。
クラッチとの兼ね合いもあるので、四輪車用のオイルを転用は良くないとされています。
但し、一部外車や2サイクル車では、エンジン・ミッションが別体の車両もあります。
この場合、仕様に合ったエンジンオイルとミッションオイルと、多種類の潤滑油を用います。
オートマチックスクーターでも、エンジンと伝達系に各々専用オイルを要すものもあり。
と、書いているとキリがありませんが、ごく基本的なことだけ、挙げてみました。
自分のバイクの構造に合わせて、適切かつ良質なオイルを使いましょう。
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