バイク盗難 どう備える?
- suzuki
- 2017年11月23日 15:00
大型オートバイの盗難の話題は、最近は多少減っているようです。
しかし全く無くなったわけではありません。
なぜか不思議と、定期的にニュースなどで報道されるものです。
これは結局、個人や少人数でやっているのではなく、組織だった計画的な犯行が多いからです。
一件でも事例が発覚すると、窃盗団という様相の一派が絡んでいることが判明。
他にも多数の余罪があり、それらが一気に浮かび上がり、大人数が検挙される、という図式です。
「街で見掛けたバイクに興味を持って、ハンドルロックもなく、そのまま乗り去って行く」
そんな偶発的な事例もある事でしょう。
でも実際は、高価な二輪車を所有する人は、日頃の駐車時の防犯対策にも気を使っているのが事実。
そのようなライダーさんたちは、基本的に、屋内型のガレージを活用しているはず。
そして車庫自体にも、バイクの方にも、それ相当のロックの仕組みを入れていることでしょう。
対してプロ化した窃盗団は、それを見越した、様々な手段を用いて来ます。
事前に周到に計画し、下見なども含めて、どんな道具と手段を使えばロックを壊せるか? と考えます。
鍵を簡単に解除する手段、堅いロックを壊す道具の検証、車体を運搬する車は何が良い?
など、まるで、ライダーと盗人との「知恵比べ」といった形です。
となれば、駐車場を運営する弊社でも、対策はさらに一歩先を常に考えなければなりません。
むしろ、窃盗団に「このパーキングには関わらないようにしよう」と思わせたいのです!
弊社でコンテナタイプの車庫を使わないのも、その手段の一つです。
地面の基礎から作って建てられた小さなガレージならともかく、
完成した箱を空き地に置いただけのタイプなら、地面との接点のアンカーを切れば、まるごと運べます。
オートバイが入ったまま、クレーンで釣り上げて持って行く例もあり得ます。
だから、場内に停める方法を取るのが大前提です。
そのうえで、様々な仕組みを取り入れて、セキュリティを構築するのです。
勿論、場内に立ち入ることが出来る人は限定されます。
ご契約いただいたお客様と、私たちスタッフ、そして緊急時に出動する警備員です。
実は、ここが意外と盲点。
稀に、乗用車向けのパーキングと併設された駐輪施設が存在します。
時間貸しなのか? 月極なのかは? それは別にして…、
このスタイルの場合は、誰でも敷地内に立ち入れる様になっていることが多いです。
先に記述ように、窃盗団は犯行前の「下見」を怠りません。
車を停めに来たフリをして、バイクやライダーさんたちの出入りの様子をチェックすることも考えられます。
そして大切な事として、万が一の盗難の保証が付随するバイク駐車場であること。
これは前回のブログでも記した通りです。
駐車場選びで迷った時は、屋内・バイクのみしか入れない・警備が確実=補償体制あり!
この項目で選定してみてください。
(尚、万が一の盗難の際の補償額は、保険による査定金額により左右されます)
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