新規制 変わり続けるオートバイ
- suzuki
- 2017年09月13日 19:00
この度、二輪に新しい技術基準が適応されることになりました。
主題は排気ガスの浄化と騒音の測定などを、ヨーロッパと日本で規定をほぼ共通化すること。
そして電子制御に関する部分の安全管理も、一緒に盛り込まれています。
これにより、今後日本で流通するバイクは、事実上「世界共通の仕様」となります。
今まで様々な理由で、日本向けのみ押さえられていたエンジンの性能。
それは撤廃され、海外諸国で走っている高出力仕様が、日本国内にも出回る模様。
欧州の排ガスや音量規定、そして安全性の基準を満たすこと。
それが出来れば、外車・日本車を問わず、馬力やトルクの強いバイクに乗れるのです。
既に今年発売された、日本の新しい大型スポーツ車は、190馬力のものが出ています。
外国車も、日本でのナンバー登録のための仕様変更も不要になるはずです。
万国共通の、そのバイク本来のエンジン特性を、日本でも味わえる、という事です。
その一方、この新基準を満たせない車両は?
残念ながら、それらは販売が出来なくなりました。
50年にも渡り愛された原付の可愛いバイクも、惜しまれながら生産が終了。
1980年代に登場し、モデルチェンジを繰り返ししてきた車種も…。
バイク便で活躍し愛好者の多いモデルといえど、新規制には容赦されませんでした。
時代の流れ、というべきでしょうか?
キャブレターやキック式エンジンスターター。
そんな言葉は、現在のオートバイには使われなくなっていくのでした。
尚、生産中止となる二輪車も、販売店に「在庫」として残っているかもしれません。
これらを希望する方は、出来るだけ早くお店を訪ねることをお勧めします。
車種によっては、「最後の新車を買える貴重なチャンス」となります。
最終ロット=希少車、となるかもしれません。
アイドゥの屋内駐車場に停めて、大事に扱ってあげて下さい。
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