希少な限定車
- suzuki
- 2017年09月07日 15:00
1987年 ちょうど30年前の夏の終わりのことです。
国内のメーカーから、非常に画期的なオートバイが登場しました。
それはトップカテゴリーのレース専用車とほぼ同等の設計がなされた、非常に高性能なバイクでした。
原価の高い材料が贅沢に使われ、各部の造り込みもレースに適した、理に適ったもの。
定員は一名で、二人乗りはおろか、僅かな荷物でさえ積むことも拒むような車体デザイン。
事実、少々の改善をしただけの車両が、国内外の750cc級のレースを席巻したのは当然です。
それゆえに、プライスもすごかった!
その当時の価格で150万円に迫る値付けだけでも、相当に話題なったのでした。
バイクに詳しくない人も、値段を知ると、だれもが驚いていたのです。
実際に乗っていた方は、常に注目されていたのではないでしょうか?
高速道路で、横浜辺りのサービスエリアで休憩していたら、知らない人から話しかけられて…。
と、そんな一幕も多かったことでしょう。
その高い値段も、バイク好きから見れば、「むしろお得!」とも言える内容でした。
限定台数の1000台は、即完売したそうです。
その後、各メーカーも後を追うことになります。
レースに適した高性能車で高価なバイクを、定期的に造って台数限定で売り出す。
そんな形で生まれた名車は、その後も幾つか登場しています。
20年〜30年前の、台数限定の希少車、現存して走れるのは何台くらいでしょう?
大切に扱っていきたいオートバイです。
是非、バイク専用の屋内駐車場に停めてください。
- このエントリーのトラックバックURL
-
https://www.yes-i-do.co.jp/mt/###/589
###はmt-tb.cgiに変更してください。