ダカール・ラリー
- suzuki
- 2017年01月25日 14:00
毎年一月、年明けから二週間ほど掛けて行われる過酷なラリー。
パリをスタートし、アフリカ大陸を抜けるロングレイドです。
総距離が1万キロに及び、その大半が未舗装。
砂漠や荒野という様相を、ひたすら走り続けます。
そんな環境ですから、一旦出発したら、途中で立ち止まるわけにはいきません。
日々定められたゴール地点に無事に到着しないと、夕食にありつけない。
更に、寝る間を惜しんで深夜までバイクを整備しないと、翌日の走行に影響する事も。
例え主催者側のバックアップ体制があるにせよ、選手達は「命を張っての出走」。
と言っても、過言ではないでしょう。
特にオートバイでの出走は大変なことです。
転倒は付き物ですし、万が一の為のスペア部品の積載も四輪車に比べて限られます。
「バイクの故障が起きたら?」という不安も、ライダーの心理に負荷を掛けます。
ライダーも人間。しかし、バイクは「人間が造った」乗り物です。
メーカーを信頼し、愛車を信頼する事が、何により大切。
そんな強い気持ちを持てないと、ラリーには出場できません。
だからこそ、出走した全ての選手が、順位に関係なく、称賛されるのですね。
そして各メーカーは、競技での走行実績を解析しつつ、新車の設計に反映するようです。
私達がバイクに安心して乗れるのも、ラリーに出る「勇者」のおかげといえましょう。
走破性に優れたオフロードバイク。
悪条件下でも安定感を出す為に、大柄に造ってある事が多いもの。
車体が予想外に大きかったり、ハンドル幅が広かったりする例が多々あります。
駐車場探しも、エンジン排気量だけで決めると、意外と収まりに困るかも?
停める場所は、慎重に選定してください。
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