冬の趣き
- suzuki
- 2016年12月15日 14:00
都心から僅かに離れた私の自宅地域は、冬場の朝晩の冷えが、少し身にしみます。
ただでさえ冷たい気候の時期。
バイクで出かける際は、できれば早朝や夜間を避けたいところです。
日常の用途では、そうはいっていられない場面もありますが、寒さは辛い!
冬のツーリングを楽しむなら、日光が出ている明るい時間帯に出発。
そしてドップリ陽が暮れる前には、近隣まで戻って来られる。
そんなルートを考えて出かけるのも一考です。
特に朝方は、少しでも陰になっている所は、路面凍結の恐れがあります。
転倒のリスクを回避するにも、オートバイに乗る時間帯を配慮するのが、大人の嗜みです。
寒さは、ライダーの身体を緊張させる面もあります。
家から駐車場までの移動は、やや面倒なのも事実。
しかし、この時間はバイクに乗る上で、ちょっとした準備運動にも繋がります。
パーキングまで、歩いていくのか?或いは、小さなセカンドバイクで行くか?
自転車を使う方もいるのかな?
いずれの手段でも、バイクに乗る前に、少しの時間、寒い気候に身を預ける一時。
この時間が、気温に体を馴染ませる良い機会になります。
冷たい空気に呼吸が馴染み、足腰が適度に暖まる…。
駐輪場までの移動は、ライダーの暖気に、大変有意義です!
もちろん、バイクの調子を整える事も大切です。
停めたままのアイドリング〜停止暖気を長くしても、熱くなるのはエンジン周囲だけ。
ゆっくりとした速度で走行し、徐々にエンジンを暖める。
同時に、タイヤやブレーキにも、一定の熱を入れていきます。
チェーンやサスペンションの動きをスムーズになるにも、暖気が必要。
停めたままでは暖まらない部品が、バイクには多数あるのです。
ベテランライダーの中には、「走り始めのシートの堅さ」にも、気を配る人がいるようです。
「最初はゆっくり」は、バイクのみならず、乗り手の感触にも有効なことです。
その日の気温や風の具合を感じ、今日一日のライディングをイメージするのは重要です。
また、特に朝方の冷えた路面に対しての用心にもなるのです。
ということで、暑さから解放された中で、オーバーヒートのリスクも減っている冬。
むしろ今の季節こそ、気も良く乗れるともいう方もいらっしゃるでしょう!
ライダーも愛車も、万全な状況の中で、ウインターライディングを!
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