アンチロックブレーキ
- suzuki
- 2016年09月29日 14:00
不意な急ブレーキの時に、タイヤの無用なスリップ・ロックを回避する。
それがABS アンチロックブレーキシステム。
オートバイでも徐々に普及しつつあります。
そしてついに、標準装備として着装になることが決まっています。
2018年中に発売の新型バイクには全て義務着装に。
メーカーは、ABSまたは前後連動型のブレーキが無いバイクを、売ることが出来なくなります。
ことブレーキは重要な安全装置。
よりセーフティになることが喜ばしいのは事実です。
一方、複雑な仕組みは製造コストと整備の際の手間賃などにも影響します。
ユーザー側の負担も、安全との引き換えで、ちょっとだけ掛かることになるかもしれません。
ABSの件では、もうすこしだけ、気に留めておくことがあります。
まずは、既に私たちが乗っている、販売済みのバイクは??
こちらには、後付けする必要はなく、走れなくなることはありません。
では、現在販売さている、新車のオートバイは??
これも、2021年中には付けないと、継続販売が出来ません。
ブレーキの設計変更がままならず、ABSなどの装備が出来ないバイクは…、
残念ながら、製造中止になってしまう可能性があります。
あるいは、これを機に大きなモデルチェンジを受け、ABS付のブランニューモデルに切り替わる可能性も?
いずれにせよ、現行新車の中で「欲しいな!」と思っているバイクがあったら??
購入の検討を急いだ方が良いかも知れません。
繰り返しますが、ブレーキは重要保安部品です。
私個人は、私物のスクーターをABS付の物に買い替えたい願望を持っています。
だって、その方が安心して運転できますから!
一方で、古き良き時代の、シンプルなブレーキのオートバイも楽しんでみたいです。
そして、どんなブレーキでも、整備を欠かさ無いことが重要!
更に、出発前に効き具合の確認も怠らないでください。
(駐車場内でのバイクの押し歩きで、ブレーキの作動具合の確認が出来ますよ)
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