リアフェンダー
- suzuki
- 2016年08月24日 20:00
軽快な外観を装うために、後輪側の後方部のインナーフェンダーを外す。
そんな改造が始まったのは、80年代の前半くらいからでしょうか?
オートバイのデザインに、ちょっとした革新が入った時期でした。
タイヤの前から後ろまでを覆う、自転車の泥除けのような形状のフェンダーがなくなった。
代わって、樹脂素材のインナーフェンダーというような形状が主流になってきた。
バイクのスタイルが、非常にモダンに変わった時期です。
シートの後方には「テールカウル」などが装備され、そこにテールランプが入りました。
それまではランプやウィンカーはフェンダーに装着されていたのが定番。
しかし、シート側にランプ類が装着されていれば、フェンダーの後方部はなくても構わない。
そんな理由からでしょうか? フェンダーに手を加えるカスタムが始まったのは…。
最近のスポーツバイクはフロントが低く、後ろの部分がスラッと伸び上がり、精悍な印象です。
リアフェンダーを外すと、その印象が更に強調されて格好いい!
まるでレーシングバイクのようなスタイルに変貌します。
なんとならば、体裁のいい「フェンダーレスキット」なるものも用意されてます。
気軽なカスタムアップも可能です。
古くは、そんなオプションなど存在していなかった。
だから、自分で工夫して作った、という方も、いらっしゃることでしょう?
ちょうど分割して外せる構造になっている部分を探し、部品の固定用にステーなどを作ってみた、とか、
「思い切って、適当なところでノコギリでぶった切った」、とか…。
そして気持ちよく走っていて、不意に水たまりを通過したら水を巻き上げて…
後ろに乗せていた彼女の背中を濡らしてしまい、二度と会ってくれなくなった…とか(?)
と、暗い思い出話になってしまいそうなので、この辺でお仕舞にしたいと思います。^^;
さて、リアフェンダーやナンバープレートなどの、車体後半のはみ出しは、わずか数センチ程度。
「この些細な寸法のせいで車庫に入らない」という例は、ほぼ皆無だとは思いますが…。
しかし、取り回しの空間が狭い駐車場では、この僅かな寸法が厄介に感じる場面があるものです。
(特に切り返して向きを変える時、後ろへ下がる際に)
パーキングを選ぶとき、その点にも気を付けてください。
特にクルーザータイプの、鉄製のフェンダーは、破損時の修理費用が、案外と高いですよ。
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