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実は私、春先でしたが、見事にやってしまったことが有ります…オーバーヒート…。

当時は水冷エンジンのバイクが出始めたばかりでした。
高速道路で100馬力を超える性能を楽しみながら、あっという間に目的地のインターチェンジに到着。

今の様にETCが有りませんから、車列に並んで支払の順番を待ちます。
ようやく支払いを終え、後ろに並んだ仲間を待っていた時、愛車から水が噴き出しました!。
停まっている最中のオーバーヒート! 初めての事なので、やや動揺したのを覚えています。

途中で水を調達して補充。走り続ければ問題ないけど、渋滞に入ると、また噴水…。

改めて観察すると、冷却用の電動ファンが回っていないことに気が付きました。
ファンへ電気を送る配線のカプラーが、途中で外れていたと言うお粗末でした。

これは意外な盲点でした。
水冷車の冷却システムは、ラジエター本体と接続ホース、何より水!。
そしてファンと動力の電気の部分までを含んで、万全な整備を必要とする者なのですね・・・。

オーバーヒート対策と言うと、水の量やラジエターやホースの破損などに、ついつい気が言ってしまうかもしれません。

同時に、ファンが綺麗に回るか?、そのために配線は問題ないか?。
と、時には少し深く確認することも必要かもしれません。
水温計や警告ランプなどを見て、様子がおかしいと思ったら、水以外のところもチェックすると良いかもしれません。


また、冷却水のクーラントの濃度は見た目ではチェックできません。
これは定期点検の際に都度交換するのもいい案かもしれません。

更にはラジエターキャップ。実はこれはただの蓋ではない場合があります。
圧力を掛けて密閉することで、100℃以上の温度でも沸騰しにくくしてる場合があるそうです。
簡単に壊れる物ではないですが、驚くほど高額な部品では無い筈。少し年数を乗ったバイクなどでは、交換を検討するのも手です。
もちろん水を零さないためのパッキンもキャップに付いてますから、適度に変えておくと安心です。
(部品の構造や精度などは年々進化してますので、詳しくはバイクショップにて確認してみてください。)


寒い冬の時期ですが、今のうちに熱対策の整備をしておくと、シーズンインと同時に安心してバイクを楽しめますす。
この週末、ちょっと愛車の水回りをチェックしてみてはどうでしょう?。
先程のブログで、冬はオーバーヒートしにくい というのお話を書きましたが、冷却系が不調だと、季節を問わず起きてしまいます。

屋内自走式のアイドゥのバイク駐車場ですが、電気を灯せば、水滴の漏れや滲みなどが判り易いというメリットがあります。

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