タイヤバースト
- suzuki
- 2011年09月24日 14:43
先日、所用で高速道路を使い、クルマで都心を離れて西へ向かっていました。
トータルで200キロ程の距離を走破したでしょうか?。
途中で、故障車が止まっていたり、小さな事故などがあり、長い渋滞が繰り返されながら、「耐えるロングドライブ」となりました。
夕方の明るい時間帯には目的地に到着したいのに、既に三時を迎える状況。大幅なロスタイムです。
郊外の地域に入った頃、ようやく順調に流れ出したのを好機に、昼食もそこそこに、遅れを取り戻すべく、周囲の列に合わせて、快走します。
時間にして、30分ほど走った頃でしょうか?。前を行く車が、急に速度を下げています。そして右側へ進路変更をしています。
適切な車間距離を持っていたので、こちらも問題なくブレーキを活かしてペースダウン。
そして状況を確認すると、前方に、何やら黒いものが散乱していました。
当然、前車と同様に右へ回避します。
更には、路肩に停止しているクルマ。その停まってる姿勢は、どうにも車体が傾いている様子。
停止しているクルマの抜きざまに、右側のガードレール寄りを見ると、クルマの装飾モールか何かが!。
どうやら、タイヤがバーストした現場に遭遇したようです。
「事」が起きた後に現場を「通過」したのは幸運だったと思いました。
もしや、その瞬間にその場に居たら、飛んできたタイヤ片や吹き飛ばされた部品に当たったりして、少なからず巻き込まれる状況だったかもしれません。
そのクルマに乗ってた人は、怪我も無く車内で退避している様子。かなり動揺されたでしょうが、大事故に至らなくて、本当に幸いなことです。
丈夫と思しきクルマのタイヤでも、何かの拍子で、一気に破損する事がある、と、目で見て判る出来事でした。
ましてやバイクでタイヤバースを起こしたら・・・、そう思うと、ちょっと怖くなります。
スポーツバイクの場合、どうにもトレッド表面のグリップ力やコンパウンドの性能を語りたくなるもの。
しかし、同時にサイド側の剛性とか、強度を保つための空気圧の管理も、大切な要素です。
接地面の確認と共に、サイドウォールの荒れ具合にも、時には目を向けておきたいものです。
また乗用車を使う方も、月に一度、或いは給油のタイミングごとに、念のためにエアを見ておくことをお勧めします。
折しも「秋の交通安全週間」の時期です。安全運転の前提には、基本的な整備が重要ではないでしょう?。
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