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燃料コック

suzuki
2011年03月11日 12:09

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インジェクション時代:新車の多くは電子式インジェクションになりました。
電気的にポンプを使ってガソリンを供給する訳ですが、タンクに「燃料コック」がついてる例も、減ってるのかな?。

キャブレターを備えたバイクには、タンクに「燃料コック」が備わる例が大半。
運悪くガス欠した時、コックを切り替えると、タンクの底に備蓄してある微量なガソリンが使えます。
このおかげで、「夜道にバイクを押して歩かずに済んだ」、なんて事、経験ある人もいらっしゃると思います。

かつてマニアックな諸先輩の中に、「長く停車させる時はコックを閉じるようにするんだ」などと言う人がいました。

コックを閉じて置き、暫く振りに乗る時は、キャブの底のドレーンボルトを緩めて、キャブに溜まった古いガソリンを抜く。
キャブ内の微量なガソリンは直ぐ痛むので廃棄して〜コックを開け、タンクから、割と新鮮なガスを多量に、キャブに改めて入れてやる。
これをやると、長く停めて置いたエンジンを再始動するときに、掛り易くなるとか・・・。
なるほど、奥が深いなぁ・・・。

そこまでマニアックに考えなくても、コックをオフにすることは、安全の面でも効果があるはずです。
コックオフなら、不慮の事態で、下にガソリンが漏れることを防止できることがあります。
駐車中にキャブが不調なったり、オーバーフローなどが起きた時に、床面が油浸しになることを防げるかもしれません。

アイドゥの駐車場はオープン形式。
仮に駐車中のバイクからガソリンが漏れていても、巡回に来たスタッフが発見し、対応することが出来ます。
又、オイル漏れ等の異変に、他の利用者が気が付いて一報してくれ、即バイクの持ち主に状況を伝達する例もあります。

個別収納やコンテナボックスのタイプだと、個々のバイクの状態が自分しか確認出来ない事が、時にデメリットにもなる訳です。

駐車場によっては、「個別収納」のプライバシー性を謳う例もあります。
その場合は、管理体制と言うか、監視体制がどうなっているか?、が重要です。
個別型が生む「余程にプレミアムな利点」があるのか?、と、運用面での安全性とを、併せて確認する事が大事です。


あ!、話が戻りますが、ガス欠して「コックの予備タンク」を使ったら、給油した時に、必ずコック位置も「通常」に戻さないと!。
戻さないと、次にガス欠したとき、予備分が残っていないことになっちゃいます・・・。

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