「バイクを売って得をする」 そんな時期って本当にあるの?
- suzuki
- 2011年03月04日 15:31
オートバイに関わる税金の最たるものが、軽自動車税です。
250cc級なら年額2400円。それ以上なら何ccでも年額4000円です。
課税されるのは4/1時点で、そのオートバイを所有している場合。
従って、今月中(3月)にバイクを売却し、所有者の名義変更が出来れば、4月以降、税金の督促は来ません。
そんな事情があり、中古車販売店さんや買い取り専門業者さん達は、今の時期、その点を親切にPRしてくてます。
しかし、これ、ちょっとした盲点が隠れています。
一つは、軽自動車税には、日割りも月割も認められていないこと。
前年の4月に納付した税金は、仮に今月中にバイクを売っても、一銭の還付(税の払い戻し)がありません。
慌てて売却しても、日割相当分が戻って来ることは無いし、今月分の割引も無いのです。
また、売却が月末になった際、ナンバー登録:名義変更が今月中に済まないと、事実上の「バイク所有者」になっちゃいます。
買い取って貰ったものの、登録処理が遅れると、「売った筈のバイク」の税金の督促が来てしまうのです。
とりわけ売却が殺到する(とされる)今月末は、買い取った業者さんは事務処理も忙しい時期。
処理が遅れて、名義が換えられないまま、元の持ち主に税金が掛る・・・、なんて事が想定されるのです。
これは個人売買でも同様です。
この時期にバイクを売る際は、「名変が何時になったとしても、後々に税金を払うのは誰なのか?」を、ハッキリと協議しておきましょう。
また250cc以下の場合は、自賠責保険を解約すれば、掛け金は、契約終了期間までの差額が戻されます。
保険は次に乗る人が改めて掛ける、と言う事に決めれば、解約すれば、僅かなりでも手元にお金が帰って来ます。
車検のあるバイクは別ですが、250CC以下の時は、このあたりも、次の持ち主(業者)さんと取り決めておくべきです。、
と、駐車場業者のアイドゥが、バイクを売却する時のことを教授するのは、本意ではありません。
4月1日の所有者に税金が掛るこの制度・・・。本当に有効なのは、実は売る時の事ではありません。
新たにバイクを買う場合、登録を4/2付けにすれば、約一年分、税金を得に出来る!。
これこそが、最大のメリットなのです!。
もし下取り車がある場合は、それを今月中に売却するのは、税の面で、ちょっとだけ有効ですョ!。
そして、これからバイクを買う人は、翌2日にナンバー登録が出来ると、また少し得できる、と言う事です。
新しいバイクを買う予定の方で、下取り車がある場合なら、買い取り業者さんの助言は御尤もです!。
アドバイスを素直に聞いて、ちょっとだけ急いで売っちゃいましょう。そして四月以降の、新車の納車に備えましょう!。
尚、アイドゥでは4月以降の入庫に備えて、早期のご契約も御相談に応じます。
仮に、今日のご契約でも、バイクの納車が入庫が4月中であれば、料金はその時点からの分で、と出来ます。
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