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寒い時期 バイクの乗り始めは?

suzuki
2009年12月25日 16:51

12月の慌ただしい季節、ライダーの皆さまはいかがお過ごしでしょうか?。

いよいよ冬も本番、とりわけ朝と晩の冷え込みが、体に身に凍みるようになりました。
信号待ちの時、暖を求めて、手をエンジン回りにかざして温めたりとか、ついついやっていませんか?。

冬場はエンジンの温まりも然り、ブレーキやタイヤも、走り出して早々は、なかなか温まってくれません。
グリップや制動が安定するまでは、無理な走行は禁物です。
ミッションの操作も確かめて、先ずは一定の時間はゆっくり目で走行し、各部を馴染ませて行きましょう。
エンジンをどんなに暖気運転していても、エンジン以外が冷えたままのハイペース走行は、バイク本来の安定した性能が発揮されず、危険もあります。

バイクの暖気は、エンジン以外にも必要です。
タイヤやブレーキの温まり具合、あるいはチェーンの動きやサスペンションの稼働、はたまたワイヤ類の動きまで・・・?

気温が低いと油分は硬くなる傾向ですから、夏場よりは冬期の方が、油は硬めになりがちです。
油を使っている機械部分は、寒い時期は油分にある程度の熱を入れてあげて、作動がスムーズになるのを意識して見ましょう。
比較的ゆっくりな速度で、エンジンど共に、タイヤを温め、ブレーキに微熱を持たせて・・・。
バイク全体を合理的に馴染ませて、というのが、理想的な暖気運転です。


また、ライダーの体も、やはり「暖気」してあげた方が良いでしょう。
寒さで体が悴んでいたり、体が硬くなっていると、思う様に行動できないとか、不用意に疲れたりします。
体が柔軟に動かないと、ライディングにも思わぬ支障が出て、危険でもあります。

走り出す少し前、軽い体操やストレッチなどで、手足や腰などを柔軟にしながら体を温めて、快適なライディングを求めたいものです。

もし、家からパーキングまで通っているなら、その移動の過程が、ちょうど良いウォーミングアップになっているかもしれません。

尚、アイドゥのパーキングでは、場内ではエンジンを掛けずにバイクを押して頂き、不要な騒音の防止をお願いしています。

ちょっと大変ですけど、そんなバイクの取り回しも、実は人間にとっての合理的な「暖気運転」になっているかもしれません。

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