冬の思い出・・・バイクに湯たんぽ?
- suzuki
- 2009年11月27日 18:13
11月の気温の気まぐれさには、本当に惑わされるなあ・・・。
ここ数日、東京は割と暖かい日が続きましたが、その前には急に冷え込んだ日も在り、用心しないと風邪を引いてしまいそうです。
寒い日にバイクに乗るのは、正直言って辛いもの。
マメに乗っていれば、気候に体が自然に馴染んでくるでしょうし、マメにエンジンを掛けて走っていれば、バイクの調子も保てます。
しかし冷えに感けてバイクに乗らずにいると、、エンジンが芯から冷えてしまい、いざ乗ろうとするときに、始動に手間取ることも・・・。
最近のインジェクションのバイクでは、比較的苦労も少ないかもしれませんが、旧来のキャブレターを持ったものでは、中々掛らずに焦る事もありました。
空冷の4気筒エンジンで、4連のキャブレター着きのバイクに乗っていた頃のことです。
寒さが何日か続いた後の、久々の晴れた日でした。こんな日に、バイクに乗らない手はありません!。
しかし・・・。
チョークを作動し、セルを幾ら回しても、全くエンジンに火が入りません・・・。
虚しく回るセル。幾らチョ−クを弄っても、アクセルの開け方を工夫しても、エンジンが動かない・・・・。
このままでは、バッテリーがカラカラになってしまう。困った…。
「やはり寒さで冷えてしまったせいかな?。」と推測。 で、冷えてるなら、「温めたら良いのかな?」、と、安易な発想。
^^;
とっさに思い付き、部屋に戻り、電気ポットで湧いていたお湯をビニール袋に入れて、輪ゴムで栓をしました。
バイクに戻り、持ってきた「お湯袋」をキャブレターの周辺に置き、待つこと数分…。
バッテリーの回復も図ったところで、再始動を試みます。
三回くらいセルボタンを押したところ、あっさりとエンジンが掛りました!。 !(^^)!
嘘みたいだけど、本当の話です。
後で調べたら、「温度が冷えるとガソリンは気化し難い」という事を知りました。
しっかり気化しないと、エンジンの燃焼に必要な「理想混合気」にならない、という事です。
思い付きでキャブやエアボックスあたりを温めてあげたのですが、「バイクに湯たんぽ」、意外と利に適った事だったようです。
但し、どんなバイクでも、これで確実に温まって、確実に始動するか?、は判りません。
また、温度を求める為、ストーブなどを使うのは危ないので、注意して、熱源を選んで下さい。
(それから、熱湯で火傷しないように…。)
そんなことをするより、アイドゥのような、屋内のパーキングに入れて、日ごろからバイクを冷やさないのが一番ですよ。
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