中国広州でのバイクの市街侵入禁止になった事例を考えてみたい。今月の初めに仕事の関係で中国　広州市に足を踏み入れた。約6年ぶり、5〜6回目の訪中である。中国というと朝早くから自転車の大洪水を思わせるほどの勢いで道路の向こうからなだれ込んでくる風景をよく想像するが、実はそんな風景はもう中国の都心では見受けられない。今はほとんど、東京と変わらないほどの自動車であふれているのである。そこで中国人のガイトさんから聞いた話なのだが、広州市市街にはバイクの乗り入れが禁止だと。たしかにバイクはほとんどみない。一部のまだ期限前に購入したバイクが走っているが、これももうすぐ期限が来て乗れなくなるという。路上がバイク駐車場と化していた頃の姿は今はもうない…確かにバイクは危ない。市街地では車の間をぬって走るのでさらに危険である。だから排除….簡単だ。どうもikeさんとしてはこういう簡単な解決方法が気に入らないのだが….